指名の仕方について
こんにちは!イカックンです。
今回は指名の仕方について記事にしたいと思います。結論からいうと指名の仕方はたくさん引き出しがあるほうがよいです。
色々な教育本でも挙手-指名一辺倒の指名の弊害については述べられているため、あえてここでは述べる必要もないかと思います。ただ、個人的には一辺倒である、ということに反対であってあくまで、実用のバランスという次元の話だと思っています。
さて、指名の仕方もたくさんはあるのですが、「子どもから子どもへの発信」というテーマに即して、子ども同士の指名について考えていきたいと思います。
これも結論から述べさせていただくと出来ないよりは出来た方がよいです。これをトレーニングし、例を示し、出来た子を価値付け続けると前述した「□□くんは△△についてどう思う?」という子の姿が見られるようになります。
具体的には、話合いの目的から確認をします。つまり、学習者はだれか。という問題です。すると、子どもたちは自分たちだ。といいます。
それに対して教師は、じゃあ、誰に話をすればいいのか、ということを問います。
すると、素直な子たちなら子ども同士をみて、話を始めるようになります。そこですかさず目を見て話をすると相手が信頼する仲間かどうかがわかるよ。と指導します。
そのステップの後、じゃあ、君たちだけで話進めていいよ、と促し、発言者が次の子に当てていいことをつたえます。これで、お互いの指名方法を身につけさせることは終了です。
ただ、これも一辺倒ではいけませんし、これのみでやっているわけではありません。前述したように指名の仕方はたくさん引き出しがあった方がよいです。それは、どんな方法でもメリット、デメリットがあるからです。しかし、メリットがあり、それが教師の価値観と一致するのであれば、出来ないよりは出来た方がよい。というのが、私の考えです。
次回は、この指名のデメリットと、そのデメリットをすこしでも埋める指導の工夫について述べていきたいと思います。
今回はここまで!さようなら!!